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新年のご挨拶

令和5年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
また、旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り⼼より御礼申し上げます。

改めて昨年を振り返ると、新型コロナウイルス感染症という⽬に⾒えないリスクに翻弄され、地域経済および社会活動に影響を与える⼀年でした。

⼀⽅では、感染対策の普及と徹底により、街の賑わいや⼈のつながり、オンライン活動の⼀般化など、従来の⽇常が戻りつつも、新しい価値観が定着し、新年に期待を感じさせる⼀年だったように思います。

くらしケアの事業は、空き家の利活⽤および⾼齢者障がい者の住宅⽀援から始まりました。活動を通じて⼈々の暮らしにある⽣活上の課題、⾼齢化による介護問題や、障がいを抱えるご家庭の将来に対する不安を⽬の当たりにし、そうした⼈々の暮らしを「明⽇が待ち遠しいと感じられるようにしたい」との強い思いから、看護師を始め医療福祉の資格と経験を持つ⼈たちが少しずつ仲間に加わり、現在の活動へと発展しました。

「明⽇が待ち遠しい暮らしを創造し、実践する」という理念には、訪問看護や相談⽀援など、弊社スタッフに会うのが待ち遠しいと利⽤者様に思っていただけるように、あるいは弊社スタッフが利⽤者様とまた会う⽇を待ち遠しいと思う⽀援を提供できるように、そして未来に向けて、誰もが希望ある⽇々を送るようにと、そんな思いを込めています。

この価値観をこれからも⼤切に、令和5年においても、訪問看護・相談⽀援サービスを必要とする⽅々に広く届けていきたいと考えています。

居住⽀援については、国が国策として掲げる空き家問題、そして住宅難⺠の解消を住宅セーフティネット法という法律を整備して活動を後押しする流れがあり、加えて、精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムの構築も推進され、精神医療と住まいに対するニーズの⾼まりから、愛知県岐⾩県の指定居住⽀援法⼈としての責務を果たしてまいります。

私たちは、精神保健領域の課題解消を通して地域社会に貢献することを⽬指しています。これには利⽤者様とご家族のご理解ご協⼒が必要不可⽋です。私たちの活動に多⼤なるご⽀援をいただき今⽇まで活動を続けられたこと、感謝の念に堪えません。

新年も、社員⼀同⼀丸となり地道な活動を通じて地域社会に貢献すべく尽⼒して参ります。
引き続きご理解ご協⼒を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

令和5年1⽉1⽇
株式会社くらしケア
代表取締役 直野武志

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